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歯周病と全身疾患

2019年8月14日

こんにちは。
JR東日本・東京メトロの飯田橋駅から徒歩4分の、スマイル歯科・矯正歯科です。
 
歯周病はお口の中だけの病気だと思っていませんか?
近年、歯周病が全身疾患と関係していることが注目されています。
今回は、歯周病と全身疾患についてお話しいたします。
 

歯周病が全身疾患に影響する理由

 
歯周病菌は、腫れた歯ぐきから血管内に入り込み、簡単に全身に巡っていきます。また、歯周炎によって生まれた炎症物質も同じように血液に入り込んで全身に巡ります。
血管に入り込んだ細菌自体は体の力によって死滅しますが、細菌の死骸がもつ内毒素や炎症物質は体の各所に影響を及ぼすのです。
また、お口の中は喉などを通じて肺まで続いているため、歯周病菌が直接肺に影響することもあります。
 

糖尿病

 
糖尿病になると、歯肉炎や歯周炎になりやすくなります。さらに歯周病になると、糖尿病の症状は悪化します。
血管に入り込んだ細菌の死骸に含まれる内毒素の影響で、血糖値を下げるホルモン、インスリンの働きが阻害されるためです。
糖尿病と歯周病になったら、同時に両方の治療を進めることが重要です。
 

心臓・脳血管疾患

 
血液に入り込んだ歯周病菌の刺激で、動脈硬化を誘導する物質が生まれます。そのため、血管内には粥状の脂肪性沈着物(プラーク)ができ、血管内が詰まりやすくなったり細くなります。
心筋の血管にこうした詰まりが起こると狭心症や心筋梗塞になり、脳血管に起こると脳梗塞を引き起こします。
なお、歯周病の人が脳梗塞になるリスクは、歯周病ではない人に比べて2.8倍も高いと言われています。
 

低体重児早産

 
妊娠するとホルモンの影響で歯肉炎を起こしやすくなります。これを妊娠性歯肉炎と言います。
歯周病になっている妊娠中の人は、低体重児および早産の危険度が高くなることが知られています。その危険率は、歯周病ではない人の約7倍もあります。妊娠したら妊婦歯科健診を受けて、お口の健康を維持しましょう。
 

誤嚥性肺炎

 
誤嚥性肺炎とは高齢者に多い肺炎で、食べ物などを誤って気管や肺に入れてしまうことで起こります。
誤嚥性肺炎を引き起こす細菌のほとんどは歯周病菌だと言われています。誤嚥性肺炎を防ぐためには、歯周病予防が欠かせません。
 
その他、骨粗しょう症や関節炎、腎炎などさまざまな全身疾患が歯周病と関連していると言われています。
全身の健康を守るためにも、歯周病予防は欠かせません。お口の健康状態が気になったら、ぜひ一度スマイル歯科・矯正歯科にお越しください。

 

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