検査の重要性
2021年3月10日
皆さんこんにちは。
飯田橋駅から徒歩4分にある、スマイル歯科・矯正歯科です。
お口のお悩みなどで初めてご来院いただいたのに、
すぐに治療に入らなくて不思議に思ったことはありませんか?
当院でも初診では、検査から入ります。
今回は、なぜ最初に検査が必要かお話しします。
どこの歯科医院でも、初診ではたいてい、問診と検査から始めます。
これは、今の状態をしっかりと把握しないと適切な治療が行えないからです。
目で見て気づいた箇所を適当に治しても、適切な治療には繫がりません。また、むし歯や歯周病のように、患者さんに自覚症状がなくてもだんだんと進行していることもあります。
検査をすると、患者さんご自身でも気づいていない歯やお口の状態がわかります。
歯やお口の状態がわかれば、どんな治療が必要かも見えてきます。
こうして、患者さんに今の状態と治療計画をお伝えして理解していただくことで、治療の方向性を患者さんと一緒に決めていくことができるのです。
初診の検査はこんな感じです。
まずお話しをうかがった後、お口全体のレントゲンを撮ります。これによって、むし歯や被せ物の状態、歯を支える骨の状態などがわかります。
次に実際にお口の中の状態をチェックしていきます。
お口の中の写真撮影、むし歯の検査、そして歯周ポケットの深さ・磨き残しの程度・歯の揺れ具合などの歯周病の検査を行います。
歯周ポケットが深ければ深いほど、また歯が揺れれば揺れるほど、歯周病が進行しているということになります。
こうした検査からわかったことや治療方針は、すべての検査が終わった後に、今後の参考にしていただけるよう『歯の健康手帳』としてプリントアウトをしてお渡ししています。
治療の前の検査の重要性はおわかりいただけたでしょうか?
なお、強い痛みがあるなどの場合には、もちろん処置をいたしますのでご安心ください。
歯の治療は基本的に1回の通院では終わりません。
数回かけてご来院いただくことになりますが、その分、適切な治療を受けていただくことができます。
お口のお悩みがありましたら、お早めにご来院ください。ご一緒にいいお口の状態を取り戻していきましょう。