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【飯田橋の歯医者】気をつけたい高齢者の歯周病について解説します

2024年9月5日

皆さんこんにちは。
スマイル歯科・矯正歯科です。
 
歯周病は、どの年代でも気をつけなければならない病気ですが、免疫機能が低下しがちなシニアの方は、特に注意が必要です。
今回は、シニアの方が歯周病を悪化させやすい原因と、歯周病を発生するリスク、歯周病予防のための口腔ケアについて、一緒にみていきましょう。
 
 

シニアの方が歯周病になりやすい原因は?

シニアの方が歯周病になりやすい原因の一つとしてあげられるのは、口腔機能の低下です。
年齢を重ねると、歯の表面の摩耗と歯ぐきの委縮によって、咀嚼(そしゃく)機能に徐々に影響が出始めます。
食べものを噛む力が、弱くなっていくのです。
 
咀嚼(そしゃく)機能が弱くなると、噛む刺激によって分泌される唾液が少なくなります
2022年の歯科疾患実態調査からも、年齢が上がると硬いものが噛めない、飲み込みにくい、お口が乾くといった症状が多くみられることがわかっています。
シニアの方は唾液の分泌が少なくなる傾向にあり、唾液の分泌が少なくなると、お口の中が乾燥し、歯周病菌が繁殖しやすい環境になるのです。


参考:厚生労働省|令和4年歯科疾患実態調査の概要 p28 表24 >

 
歯周病は、生活習慣病をはじめとした全身疾患に影響をおよぼします。
歯周病と関連が深いおもな全身疾患は、以下のとおりです。

・糖尿病
・心臓血管疾患
・動脈硬化
・肥満・メタボリックシンドローム
・誤嚥性(ごえんせい)肺炎
・骨粗しょう症

 
シニアの方に多く見られる誤嚥性(ごえんせい)肺炎は、歯周病菌が肺炎の原因となる菌と一緒に肺や気管支に達することで、肺炎を起こしたり、悪化させたりします。
歯周病を予防することが、全身疾患を予防することにつながるのです。
 
 

歯周病を予防するための口腔ケア

それでは、歯周病はどうやって予防すればよいのでしょうか。
歯周病を予防するには、以下の方法が効果的です。
 

歯磨き

食べかすは、歯周病菌のえさとなるため、食事のあとは丁寧な歯磨きをして、お口の中に食べかすが残らないようにしましょう。
 

定期検診・クリーニング

歯医者で定期検診を受けることで、歯周病があった場合にも早期発見・早期治療につながります。
また、歯垢が石灰化して歯石になると、歯磨きでは落とせません。
歯医者でのクリーニングで、溜まった歯石を除去してもらいましょう。
 
むし歯とは異なり、歯周病は歯ぐきから症状がスタートします。
口腔ケアをおこたると、それだけ歯周病になるリスクも高くなるのです。
 
 

歯周病を予防して生活の質を維持しましょう

飯田橋駅から徒歩すぐのスマイル歯科・矯正歯科では、歯周病治療とともに予防歯科診療も行っております。
歯が少ないからと口腔のケアをおこたるのではなく、生涯健康でいるためには、いくつになっても口腔ケアを充実させることが重要です。
駅から徒歩4分の通いやすい当院で、一緒にお口の健康から全身の健康維持へとつなげていきましょう。
 


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