【飯田橋の歯科医院】歯周病はどのように進行する?|放置するリスクも解説
2026年7月8日
歯周病は、歯ぐきの腫れや出血などの初期症状からはじまり、進行すると歯を支える骨にまで影響が及ぶことがあります。
初期の歯周病は、痛みなどの自覚症状が出にくいため、見過ごされやすい病気の一つです。
そのため、気づいたときには症状が進行していることも多く、結果として治療が長引くケースもみられます。
そこで今回は、「歯周病の進行段階別の特徴」と「歯周病を放置するリスク」について解説します。
歯周病は4段階で進行する
歯周病は、炎症の広がりに応じて、「歯肉炎」と「歯周炎」の二つにわけられます。
歯周炎はさらに、「軽度・中等度・重度」へと段階的に進んでいく特徴があります。
1.歯肉炎(初期の段階)
歯肉炎は歯周病の初期段階で、歯ぐきだけに炎症が起きている状態です。
歯と歯ぐきのすき間「歯周ポケット」は、健康な方は1~2mm程度ですが、歯肉炎になると3mmを超えることがあります。
しかし、歯肉炎の段階では、歯を支える骨には炎症が広がっていません。
炎症の原因となる歯垢(プラーク)を取り除くことで、健康な歯ぐきの状態に戻せる可能性があります。
参考:厚生労働省|健康日本21アクション支援システム~健康づくりサポートネット~「歯周病の検査」 >
2.軽度歯周炎
歯周炎は、歯肉炎が進行し、歯ぐきの炎症が歯を支える骨まで広がった状態です。
軽度歯周炎では、歯を支える歯槽骨(しそうこつ)が溶けはじめることで、歯周ポケットが深くなります。
歯肉炎と同じように、痛みなどの自覚症状が出ないこともめずらしくありません。
3.中等度歯周炎
中等度歯周炎は、歯ぐきの炎症がさらに進んで歯の根元が露出することで、歯が長く見えることがあります。
また、歯を支える歯槽骨がさらに溶けてしまい、「歯のぐらつき」や「お口の中のねばつき」といった症状も現れはじめることがあります。
中等度歯周炎の段階まで進むと、クリーニングなどの治療だけでは改善されないことも多く、歯周外科手術の適応も選択肢の一つです。
4.重度歯周炎
重度歯周炎は、歯を支える骨の多くの部分が溶けてしまった状態です。
歯がぐらついて十分に噛めなかったり、歯と歯のすき間が大きくなったりします。
また、歯ぐきから血や膿が出ることで、口臭もかなり強くなります。
歯周病がこの段階まで進むと、歯周外科手術などの治療を行ったとしても、最終的に抜歯となるケースもめずらしくありません。
歯周病を放置するリスク
歯周病を放置すると、お口の中だけでなく、全身にさまざまな影響を及ぼすことがあります。
抜歯につながるリスク
歯周病が進行して歯を支える骨が減少すると、最終的に歯が抜け落ちることがあります。
歯周病は、抜歯の原因の4割近くを占めており、放置せず早めに適切な治療を受けることが重要です。
参照:厚生労働省|健康日本21アクション支援システム~健康づくりサポートネット~「歯の喪失の原因」 >
全身の健康に関わる影響
歯周病は、さまざまな全身疾患のリスクを高めることが指摘されています。
歯周病と関係があるおもな病気は、次の通りです。
・糖尿病
・心筋梗塞
・脳梗塞
・誤嚥(ごえん)性肺炎
・骨粗しょう症
全身の健康を管理する上でも、歯周病を放置しないことが大切です。
歯科検診で歯周病の早期発見・予防につなげましょう
歯科検診で定期的に歯ぐきの状態をチェックすることで、歯周病の早期発見につながります。
当院では、すべて個室の診療室に加えて、個室のメンテナンスルームやカウンセリングルームもご用意しております。
歯ぐきの出血や痛みなど、気になる症状があるときは、無理をせず早めにご相談ください。
当院では、急なお口のトラブルにも対応できるよう努めておりますので、お困りの際は、お気軽にお問い合わせください。








