【小児歯科】子どものむし歯を放置するとどうなるの?歯並びとの関係性
2023年9月8日
皆さんこんにちは。
スマイル歯科・矯正歯科です。
子どものむし歯を、永久歯に生え変わることを理由に放置していませんか?
乳歯のむし歯を放置すると、お口の中だけではなく、健全な身体の成長にも悪影響を及ぼします。
学校健診でもっとも多い疾病はむし歯で、8〜9歳の約6〜7割がむし歯にかかった経験があることがわかっています。
(出典:厚生労働省e‐ヘルスネット_子供のむし歯の特徴と有病状況 より) >
今回は、子どものむし歯を放置するリスクや歯並びとの関係性についてご紹介します。
子どものむし歯を放置した場合どうなる?
子どものむし歯を放置すると、お口や身体に悪影響を及ぼします。
永久歯のむし歯リスクが高まる
子どもの歯(乳歯)だからといってむし歯を放置すると、これから生えてくる大人の歯(永久歯)が、むし歯になるリスクが高まります。
なぜなら、むし歯は細菌感染症だからです。
乳歯のむし歯を放置することで、お口の中にむし歯菌が増殖し、他の乳歯や永久歯もむし歯になりやすい環境になるのです。
また、乳歯のむし歯を放置して、根っこの先に膿がたまると、その下に控えている永久歯の色が変色したり、歯質が弱くなったりしてしまいます。
健全な顎の成長を妨げる
進行したむし歯の場合、噛むことで痛みが生じることがあります。
お子様は痛みを避けて、しっかり噛まずに飲み込んだり、片側だけで噛んだりするようになります。
しっかり噛めなければ、顎に噛む刺激が伝わらず、健全な顎の成長を妨げるリスクがあるのです。
栄養バランスが崩れることがある
乳歯がむし歯により早期に抜けてしまったり、痛みが生じたりすると、硬いものが噛みづらくなります。
やわらかいものばかりを好んで食べるようになるため、栄養バランスが崩れて、顎だけではなく身体の成長にも悪影響を及ぼすことがあります。
歯並びが悪くなることがある
むし歯により乳歯を早期に失うと、乳歯や永久歯の歯並びが悪くなることがあります。
子どものむし歯と歯並びの関係性
乳歯のむし歯を放置した場合、歯並びにどのような影響を与えるのでしょうか?
乳歯の歯並びが乱れる
乳歯のむし歯を放置して、早期に失った場合、隣り合う歯が空いたスペースに移動したり、かみ合う歯が伸びてきたりすることがあります。
その結果、乳歯の歯並びが悪くなり、かみ合わせが崩れるのです。
永久歯の歯並びに影響する
乳歯は、永久歯が生えるときの道しるべとなります。
むし歯等により早期に乳歯を失うと、永久歯は生えるべき場所を見失い、本来の位置とは異なる場所から生え、歯並びが悪くなるのです。
お子様にむし歯があればお早めに小児歯科へ
乳歯のむし歯は「いつか永久歯に生え変わるから大丈夫」などと安易に考えず、早めに小児歯科へ相談しましょう。
飯田橋の歯科【スマイル歯科・矯正歯科】は、お子様の成長や歯の状態に合わせて、お一人おひとりにあった治療法をご提案します。
また、お子様のやる気やむし歯の状態を考慮して、その子に合う治療計画をいくつかご提案させていただきますので、無理のない範囲で治療を進めていきましょう。
当院には、キッズスペースもございますので、退屈しがちなお子様も待ち時間を楽しく過ごせます。
土曜も17時まで診療しておりますので、ご都合のよい日にご予約ください。