矯正治療中はむし歯になりやすい?歯科のクリーニングでお口の中を清潔に保ってむし歯予防!
2023年11月10日
皆さんこんにちは。
スマイル歯科・矯正歯科です。
「矯正治療中は、お口を清潔に保つのが難しそう……」と、むし歯を心配される方は少なくありません。
たしかに、固定式の矯正装置の場合、歯の磨き方を工夫しないと汚れを落としにくいため、むし歯リスクが高まると言えます。
しかし、矯正治療中も、むし歯予防は可能です。
今回は、矯正治療中のむし歯リスクと、むし歯の予防方法を紹介します。
矯正治療中はむし歯のリスクが高まる
矯正治療中は、むし歯リスクが高まることがあります。
特に、歯の表面に装置を付ける「ワイヤー矯正」の場合は、歯磨きがしにくいため汚れが残ることがしばしばあります。
残った汚れの中で、細菌のかたまり「歯垢(プラーク)」が増殖して、むし歯の原因になるのです。
プラーク1mgのなかには、およそ300種類1億個ものの細菌が生存するとわかっており、むし歯菌も存在します。
(参考:厚生労働省e-ヘルスネット_プラーク/歯垢 より) >
そのため、矯正装置を付けたときには、歯科で歯磨き指導を受け、適切な歯磨きの方法を身に付けて、歯垢をしっかり取り除くことが大切です。
当院では、歯磨き指導を行っております。どうぞお気軽におたずねください。
お一人お一人の歯並びに合わせて、磨き方や清掃用具の選択方法をお伝えしております。
矯正治療中におすすめの歯のクリーニング「PMTC」
矯正治療中におすすめの歯のクリーニング「PMTC」を紹介します。
PMTCとは、Professional Mechanical Tooth Cleaningの略称で、機械的歯面清掃のことです。
PMTCでは、歯磨きで落としきれなかった「歯垢」や歯垢が硬くなった「歯石」、「着色汚れ」を落とします。
回転ブラシやカップなどの器具で、1本1本丁寧に汚れを落とします。
また、専用のペーストで歯の表面をツルツルに磨き上げ、汚れの再付着を防ぎます。
歯の表面はもちろん、歯垢の磨き残しが多い「歯と歯の間」も徹底的に清掃します。
ご自宅での適切な歯磨きに加えて、歯医者で定期的に歯のクリーニングを受けると、矯正治療中も健康なお口を維持できます。
矯正治療中もむし歯予防ができる!
【スマイル歯科・矯正歯科】は、矯正治療中の患者さまへ歯磨き指導やPMTCを行い、むし歯と歯周病を予防いたします。
固定式の矯正装置を用いた治療であっても、ご自宅での「適切な歯磨き」と歯医者での「定期的な歯のクリーニング」の両方を行うことにより、むし歯予防が可能です。
当院のメンテナンスルームは個室なので、リラックスした状態で処置を受けられます。
PMTCが気になる方は、土曜も17時まで診療している当院へご連絡ください。