親知らずは必ず抜いた方がよい?抜歯の必要性と抜歯するべき親知らずとは?
2023年6月30日
皆さんこんにちは。
スマイル歯科・矯正歯科です。
「親知らずが生えたら、抜いた方がよいのかな」と、気になっている方はいらっしゃいませんか?
親しらずとは、一般的には15歳前後に生えてくる永久歯ですが、お口の中のトラブルの原因になる場合は、抜歯をすすめられることがあります。
しかし、親知らずは必ずしも抜いた方がよいというわけではありません。
親知らずは必ず抜いた方がよいの?
親知らずが生えてきたら、必ず抜く方がよいのでは?と考えている方も少なくありませんが、必ずしも抜く必要はありません。
たしかに、親知らずはお口のトラブルになることが多く、抜歯をすすめられることも多いので、「親知らず=よくない歯」というイメージがありますよね。
しかし、親知らずが生えたからといって必ず抜く必要はなく、生涯にわたり使用することもできるのです。
それは、親知らずがまっすぐ生えており、歯磨きが行き届いて清潔に保たれている場合に限られますが、条件を満たしていれば他の歯と同じように使えます。
そうはいっても、ご自分では判断が難しいですよね。
親知らずが生えてきたら歯科口腔外科に相談しましょう。
また、親知らずの抜歯は麻酔を使用するため、妊娠中や授乳中の方は、赤ちゃんへの影響を考慮し、治療する時期を検討しますので、まずはご相談ください。
抜歯するべき親知らず
それでは、抜歯するべき親知らずはどのような歯なのか紹介します。
・斜めに生えてきた
・一部だけ生えた状態で埋まったまま
・上下でかみ合っていない
・親知らずの周りの歯ぐきが腫れを繰り返す
・親知らずが原因で手前の歯がむし歯になるリスクがある
・親知らずが生えたら歯並びが乱れた
親知らずは、すべての永久歯が生えそろった後、一番最後に生えてくる永久歯なので、生えるためのスペースが不足していることが多く、まっすぐ生えずに斜めに生えたり、埋まったままだったりします。
このような不正な生え方の親知らずの場合、歯磨きがしにくいため、細菌のかたまり「歯垢(プラーク)」がたまります。
そうなると、親知らずの周りの歯ぐきが腫れたり、親知らずがむし歯になったりするのです。
また、親知らずだけではなく、手前の歯も歯ブラシの毛先が届かずにむし歯リスクが高まります。
親知らずの抜歯をすすめられるのは、手前の歯を守るためでもあります。
さらに、歯並びにも影響をおよぼす場合があります。
親知らずが斜めに生えると、手前の歯を押し、その歯がさらに前の歯を押して、全体的に歯並びが悪くなる可能性があるのです。
そのため、現在トラブルがなくても、親知らずを抜いてから矯正治療を始めた方がよいと診断されるケースもあります。
親知らずが気になるときは「スマイル歯科・矯正歯科」にご相談ください
歯科口腔外科のある【スマイル歯科・矯正歯科】は、歯科用CTを導入しており、通常のレントゲンよりも、親知らずを精密に検査をすることができます。
当院の診療室は、すべて個室タイプ。そして、親知らずの抜歯はオペ室で行うので、人目を気にすることなくリラックスして診療を受けていただけます
親知らずが気になる方は、現在トラブルがなくても、診療を受けることをおすすめします。