むし歯の治療は無痛治療がおすすめ
2021年5月11日
皆さんこんにちは。
スマイル歯科・矯正歯科です。
みなさまの中には、「歯科治療が怖い、不安でしかたがない、だからむし歯の治療が嫌だ」などと感じられている方はいらっしゃいませんか?
そんな方にご紹介したいのが、「笑気麻酔」による無痛治療です。
笑気吸入鎮静法による無痛治療について
歯科の無痛治療では、症状や医院の方針によって全身麻酔を使うこともありますが、笑気吸入鎮静法でも無痛治療を行えます。
笑気吸入鎮静法は、低濃度の笑気ガスを酸素とともに鼻から吸入しながら治療を受けることで、治療の際に感じる精神的・身体的ストレスの軽減を図る方法です。
また、精神鎮静法の中でも最も安全性が高く、不快感や副作用がほとんどないとされています。
つまり、笑気ガスを吸入し気持ちをリラックスさせることで、意識を保ったまま、痛みに対する恐怖心 や感覚を鈍くさせることができるのです。
この笑気吸入鎮静法と、通常の表面麻酔(塗り薬)・浸潤麻酔(注射)を併用することで、痛みを感 じることなく快適に歯科治療を受けることができるようになります。
むし歯治療で無痛治療を受けるメリット
「むし歯を無痛で治療するなんて大げさな」ということはありません。
むし歯の無痛治療にはメリットがあります。
- 不安感やストレスを抑えて治療ができる
- 嘔吐反射を抑えらえる
- 痛みを感じにくくなる
不安感やストレスを抑えて治療ができる
不安感やストレスがあると、人は心拍数が高くなります。
運動を行った時に心臓がドキドキすることもあるかと思いますが、心拍数が高い時間が長くなれば、身体への負担となり疲れてしまいます。
無痛治療では、不安感やストレスを抑え、必要以上の心拍数の高まりを抑えることが可能です。
嘔吐反射を抑えられる
お口にものが入ると反射的に嘔吐してしまうという方は、笑気による無痛治療を行うことで嘔吐反応を抑えられます。お口にものをいられることがとても苦手な方にも、無痛治療はおすすめです。
また、苦手なことを無理に我慢せず、笑気麻酔の力を借りてストレスを抑えながら治療をすることは、お子さまが歯医者嫌いになることの阻止、患者さんのQOL向上につながります。
無理をせず、嘔吐反射があることをご申告ください。
痛みを感じにくくなる
笑気吸入鎮静法を行うことで、リラックスして副交感神経が優位になると、痛みに対して反応が鈍くになることもメリットといえます。
むし歯治療が苦手だと感じる原因が痛みであるならば、担当歯科医師やスタッフにご相談ください。
当院では、笑気麻酔と電動麻酔をご用意しています。
無痛治療はこのような方におすすめです
今まで「歯科医院での治療が辛い」と感じたことのある方は、無痛治療についてご相談ください。
●歯科治療に不安感、恐怖心、不快感をお持ちの方
●歯科治療中の神経性ショック、脳貧血様発作、疼痛性ショックの既往を有する方
●歯科を嫌がるお子様 ストレスに対する予備力の低い高齢な方
●心疾患、高血圧などの内科的慢性疾患を持ち、歯科治療のストレスを軽減する必要のある方
●嘔吐反射の強い方
無痛治療が適用外になるケース
下記に当てはまる方は。無痛治療の適応外となる場合があります。
●鼻閉、中耳疾患(中耳炎 等)のある方
●呼吸器疾患(ぜんそく・気胸 等)のある方
●腸閉塞 等、閉塞性の疾患のある方
●てんかんの既往のある方
●過換気症候群、パニック障害の既往のある方
●妊娠中(妊娠の可能性のある方)、授乳中の方
笑気吸入鎮静法の無痛治療は保険適用
笑気吸入鎮静法は、保険適用の治療ですのでお気軽にご相談ください。
3割負担で1,000円以下が目安です。(2022年現在)
※患者さまの状態や治療内容により、費用は変わります
費用が心配な方は、事前にお問い合わせください。
むし歯の無痛治療のご相談はスマイル歯科・矯正歯科へ
痛みや嘔吐反応、極度の緊張が原因で、歯医者に苦手意識がある方でも、笑気吸入鎮静法を使えばストレスを抑えた治療につながります。
歯科医院への恐怖心やトラウマ、体質が原因で、患者さまがむし歯やお口の症状を放置しなくて済むように工夫しますので、ご不安なこと、ご不明なことをお聞かせください。
笑気吸入鎮静法での無痛治療は保険適用の治療です。
無痛治療をご希望の方は、スマイル歯科・矯正歯科へご相談ください。