■ デジタルレントゲンについて
従来はレントゲンフィルムを使用していた、レントゲン装置ですが、フィルムよりも感度のよいCCDセンサーを使用したデジタルレントゲンが普及しています。
レントゲン撮影時のX線被曝量も従来に比べ格段に低くなっており、それ以外にも多くの利点があります。
■ デジタルレントゲンの利点
● 被曝量が少なく、からだへの負担が少ない
レントゲン撮影時の被曝量が、従来方式の1/4~1/10程度であるので、妊娠中の女性やお子様も安心です。
● フィルムいらずでエコであり、劇薬である現像液がないことによる負担の軽減
フィルムがないため、現像する必要がないデジタルレントゲンはメリットが多くあります。
歯科助手さんによる、自動現像機の分解清掃も必要なく、他の業務に集中できます。
また、環境にも非常にやさしいです。
● 撮影したあと、パソコンで画像を確認でき、現像の必要がない
従来のレントゲンは、現像という工程を必要としたので、どうしても撮影したレントゲン画像を患者様へ見ていただくのに時間がかかりました。
デジタルレントゲンならば、すぐに撮影した画像を見ていただきながらお話をすることができます。
● 温度や湿度などの環境に関係なく、いつでも撮影画像が鮮明である
従来のフィルム式のレントゲンは、フィルムの保管時の湿度、温度管理が必要であるため、とても神経を使います。
また現像時にも、現像液の温度や様々な要因で、画像が不鮮明になってしまうこともありました。
デジタルレントゲンは、モニターに撮影後すぐに画像を確認することができ、画像の拡大やコントラストの変更なども行えるので、確実な治療に欠かせない存在です。